ローマの山奥でキャンプした話

JUGEMテーマ:イタリア

 

Photo by Arthur Poulin on Unsplash

 

学生時代、夏休みにイタリアに行きたいと思い立ったのですが、なにせお金がない...。

なんか方法がないかといろいろ調べるうちに、ボランティアとして働きながらキャンプする「ワークキャンプ」のグローバルバージョン「国際ワークキャンプ」なるものを知りました。

 

働く代わりに、食材費などの経費はかかりません。世界中から集まる参加者と寝食を共にし、作業します。

作業内容はキャンプによって異なるので、自分に合ったものを選べます。

 

Photo by Luke Stackpoole on Unsplash

 

私は、ローマの中心部から電車でいくらか行ったところにある山の頂上付近で実施されるキャンプを選びました。

 

期間は2週間ほどで、作業内容は、遺跡周辺や麓の窪地の除草作業という感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Photo by Gaetano Cessati on Unsplash

 

初海外だったので、準備段階からいろいろやらかしながらも、なんとか指定された場所までたどり着きました。

キャンプメンバーは10人ほどで、アメリカ・イギリス・トルコ・フランス・スペイン・ドイツ・カナダ・日本からの参加でした。

 

Photo by Jonathan Forage on Unsplash

 

キャンプ地には、キッチンとシャワー、トイレだけがある建物とテニスコートがあり、空いているスペースに2人ずつでテントを張りました。

 

食事は日替わりで2人ずつ作り、夜は焚き火を囲んで特大のボトル(5Lくらい)から注がれるワインを毎日みんなで飲んでました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の頃、日中は除草作業に勤しんだわけですが、そのうち

「昨日は遅くまで飲んで騒いだから今日は午前の作業は休もう」

「今日はサンドイッチを持って川へ行って(車で1時間くらいかかる)泳ごう」

「近く(遠い)でキャンプしてるグループがあるが、そこに釜があるから行ってピッツァパーティだ!」

とかで休みがちになっていきました(笑)

 

そんなゆるいワークでした。

 

 

2週間の日程の真ん中の日に、ガールズメンバーでローマの中心地までバスで行って一泊し観光を楽しみました。

 

Photo by Willian West on Unsplash

 

「ローマの休日」でオードリーがジェラートを食べていたスペイン階段でみんなで写真を撮ったり、ヴァチカン市国の美術館に行ったりと、定番コースを歩いて周りました。

イタリア語とスペイン語がかなり似ていることもあって、スペイン人の女の子が先導してくれてかなり助かりました。

 

 

キャンプしていた山や頂上からの眺めは本当に素晴らしく、空気も澄んでいて心地よかったです。

 

除草作業のために行った古い教会の遺跡は、すでにもう屋根はなく壁も石積みが崩れている部分もありました。

でも、森の中でそこだけ開けていて陽の光が降り注ぎ、淡い緑色の下草が一面を覆う中、石造りの教会が崩れながらも今なお静かに建ち続けている光景には、言葉では表現し難い感動を覚えました。

 

 

キャンプで集まったメンバーは育った地域や環境もバラバラでしたが、毎日ワイワイ仲良く過ごせて、とても楽しい日々でした。

20歳前後の若者が多かったのですが(私も当時は21歳)、30代の大人組も何人かいて、それくらいの歳になっても自由にキャンプを楽しんでいる感じがとても良かったです。

 

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